菱友システムズ【4685】 スタンダード(内国株式)

情報通信システムの設計、開発、運用保守、関連機器販売、工業製品の設計解析・シミュレーション、情報処理サービス提供。

菱友システムズ【4685】 スタンダード(内国株式)

情報通信システムの設計、開発、運用保守、関連機器販売、工業製品の設計解析・シミュレーション、情報処理サービス提供。

事業内容

菱友システムズ及びその連結子会社3社は、情報サービスの提供を主な事業内容としています。このグループは、情報通信システムの設計、開発、運用、保守をはじめ、情報通信システム関連機器の販売、工業製品等の設計や解析・シミュレーション、さらには情報通信システムを利用した各種情報処理サービスを手がけています。

事業は情報サービスの単一セグメントで構成されており、その範囲は技術的なサポートから具体的な製品販売まで多岐にわたります。また、菱友システムズは三菱重工業株式会社の持分法適用会社であり、三菱重工業株式会社を主要な顧客としています。これにより、菱友システムズは三菱重工業株式会社との強固な関係を背景に、高度な技術力と幅広いサービスを提供していることが伺えます。

このように、菱友システムズグループは情報通信技術を核とした多様なサービスを展開し、特に三菱重工業株式会社との関係を通じて、その技術力とサービスの質を高めています。

経営方針

菱友システムズは、情報サービス業界において、技術力の強化と品質の向上を目指し、顧客に最適なサービスを提供することを経営理念としています。同社は、社会から信頼され、必要とされる企業集団を目指し、社会の発展に貢献することを目標に掲げています。また、時代に即応した魅力ある会社の実現に努め、社員の能力と創造力を尊重し、総合力を発揮することを重視しています。

中期経営計画(2022年4月〜2025年3月)では、「ビジネス変革」の加速と事業拡大を基本方針としています。計画初年度には、主要顧客の大型開発プロジェクトへの積極的な参画や、ローコード開発・クラウド・デジタル化を活用した新規顧客へのビジネス開拓を通じて、事業の拡大を図っています。また、マネジメント人材の育成や業務改革にも取り組んでいます。

重点課題としては、新領域の拡大、顧客の深耕・拡大、人的資本の充実・強化、業務運営体制の改革を挙げています。これらの課題に対処することで、技術革新や競争環境の変化に対応し、新たな成長軌道の確立を目指しています。

情報サービス産業界の変化に対応するため、菱友システムズは、サービス提供型ビジネスへの転換や、ESG投資への注目など、社会・環境問題への取り組みを重視しています。これらの取り組みを通じて、同社は持続可能な成長を目指しており、技術力の向上や提案活動の活性化、営業体制の強化を推進しています。また、人材の多様性の確保や健康経営の推進など、社員が活き活きと働ける職場環境の整備にも努めています。