日本基礎技術【1914】 スタンダード(内国株式)

法面保護、ダム基礎、アンカー、重機、注入、維持修繕、環境保全工事、建設コンサルタント、地質調査を手掛ける。

日本基礎技術【1914】 スタンダード(内国株式)

法面保護、ダム基礎、アンカー、重機、注入、維持修繕、環境保全工事、建設コンサルタント、地質調査を手掛ける。

事業内容

日本基礎技術は、自社および連結子会社2社、関連会社2社で構成されるグループ企業であり、幅広い建設関連事業を展開しています。主な事業内容としては、法面保護工事、ダム基礎工事、アンカー工事、重機工事、注入工事、維持修繕工事、環境保全工事など、建設工事全般にわたるサービスを提供しています。これらの事業は、建設現場の安全性や環境保全を高めるための重要な役割を担っています。

また、日本基礎技術は建設コンサルタント業務や地質調査も手がけており、これらのサービスは建設プロジェクトの計画段階から完成に至るまで、技術的な支援やアドバイスを提供することで、プロジェクトの成功に貢献しています。

連結子会社には、海外での事業展開を目指すJAFEC USA, Inc.があり、米国ネバダ州に設立されました。また、都市部の地盤改良工事や海外工事に実績を持つ株式会社オーケーソイルも子会社化しています。関連会社では、日本施設管理株式会社がダム施設管理業務や建設コンサルタント業務を、株式会社オリオン計測が地質調査やデータ解析を行っており、これらの会社も日本基礎技術の事業において重要な役割を果たしています。

このように、日本基礎技術グループは、建設工事からコンサルタント業務、地質調査に至るまで、建設業界における多岐にわたるサービスを提供しており、その事業範囲の広さと専門性が同社の強みとなっています。

経営方針

日本基礎技術は、建設基礎技術を駆使して豊かな社会創りに貢献することを目指し、人と環境の共生を重視した成長戦略を推進しています。同社グループは、技術の伝承と生産性の向上、働き方改革の推進を中長期的な経営戦略の柱として掲げており、これらを通じて持続可能な成長を目指しています。

具体的には、階層別技術教育の強化や高齢化に対応した技術開発を通じて技術の伝承を図り、需要を先取りした技術開発にも力を入れています。また、社内業務やシステムの見直しにより、働き方改革を推進し、業務効率の向上を目指しています。

数値目標としては、令和6年3月期に受注高および売上高で23,000百万円、営業利益で900百万円、経常利益で1,100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で550百万円を目指しています。

新型コロナウイルス感染症の影響やロシア・ウクライナ情勢による資材価格の高騰など、厳しい事業環境が続く中、同社グループは内外の状況を慎重に考慮しながら、重点施策に従って全社を挙げて取り組む方針です。また、米国現地法人ではカーボンニュートラル政策による明るい兆しも見えており、これらの戦略を通じて数値目標の達成を目指しています。