ロジザード【4391】 グロース(内国株式)

倉庫在庫管理システム「ロジザード ZERO」、店舗在庫管理システム「ロジザードZERO-STORE」、OMO支援システム「ロジザード OCE」の提供、ハンディターミナル等の機器レンタル・販売。

ロジザード【4391】 グロース(内国株式)

倉庫在庫管理システム「ロジザード ZERO」、店舗在庫管理システム「ロジザードZERO-STORE」、OMO支援システム「ロジザード OCE」の提供、ハンディターミナル等の機器レンタル・販売。

事業内容

ロジザードは、倉庫や配送センター、店舗での商品保管や入出荷業務を支援する在庫管理システムを提供している企業です。同社の主要なサービスには、クラウドベースの在庫管理システム「ロジザード ZERO」、店舗在庫管理システム「ロジザード ZERO-STORE」、OMO支援システム「ロジザード OCE」があります。これらのシステムは、正確な在庫管理、誤出荷の防止、倉庫内業務の効率化を実現します。

ロジザードのサービスは、クラウドサービス、開発・導入サービス、機器販売サービスの3つのカテゴリに分類されます。クラウドサービスでは、月額利用料でシステムの提供とサポートを行い、顧客のニーズに合わせたカスタマイズや導入支援を提供する開発・導入サービス、さらにはハンディターミナルやバーコードプリンターなどの機器販売サービスも手がけています。

また、ロジザードは直接販売のほか、アプリケーションパートナーや海外代理店を通じた販売も行っており、国内外で幅広い顧客基盤を持っています。これらのサービスを通じて、小売業(店舗及びEC通販)、流通業、3PL企業など、多様な業種の顧客に対応しています。

ロジザードの提供するシステムは、入出荷作業支援、棚卸機能、販売在庫情報提供機能など、物流・販売現場の効率化と正確性向上に貢献する多彩な機能を備えています。これにより、顧客はリアルタイムでの在庫管理や、オンラインとオフラインの融合による新しい購買体験の提供が可能になります。

特集記事

経営方針

ロジザードは、物流ITサービスの提供を通じて、創造と革新を経営理念として掲げています。同社は、知恵と知識の共有、安全な物流環境の構築、次世代ソフトウェア開発への取り組みを社是としており、顧客の出荷を最優先し、連携と速さを重視する社訓を持っています。

経営戦略として、ロジザードは製品戦略、販売戦略、海外戦略の3つの柱を推進しています。製品戦略では、物流ロボット連携やRFID技術の導入、OMO在庫管理支援サービスの提供を通じて、顧客の省力化・自動化ニーズに応えています。販売戦略では、WEB中心の営業活動を継続しつつ、対面商談の需要増加に応えるためオフラインでのセミナーや展示会の活性化を図っています。海外戦略では、アジア・東南アジアを対象に現地代理店を通じたサービス提供を強化しています。

事業上の優先課題としては、「物流のサステナビリティ」への貢献を挙げており、物流作業の省力化・自動化、適用可能業種の拡大、出荷データの活用による輸配送の効率化、OMOの実現を目指しています。また、働く環境の整備、事業リスクの軽減にも注力しており、人材採用と成長への投資、サイバーセキュリティーへの対応、内部管理体制の強化などを進めています。

これらの戦略と取り組みを通じて、ロジザードはクラウドサービスの継続的な拡大と企業価値の向上を目指しています。2024年6月期の業績目標として、売上高2,024,459千円、営業利益331,190千円、営業利益率16.4%を掲げており、経営上の目標達成に向けて努力を続けています。