Snowflake【SNOW】 NYSE

Snowflake【SNOW】 NYSE

事業内容

会社概要・沿革

Snowflake Inc.(スノーフレイク)は、米国カリフォルニア州に本社を置くクラウドベースのデータウェアハウス企業。2012年、Benoit Dageville、Thierry Cruanes、Marcin Zukowskiという3人のデータウェアハウス専門家によって創業された。DagevilleとCruanesはOracle Corporationでデータアーキテクトとして働いていた経験があり、Zukowskiはオランダの新興企業Vectorwiseの共同設立者として活躍していた。会社名は、創業者のスノースポーツへの愛に敬意を表して選ばれたものである。

2019年5月、Snowflakeの新CEOとしてFrank Slootmanが就任。2020年9月16日に、Snowflakeは1株120ドルでニューヨーク証券取引所へ株式上場を果たした。SnowflakeのIPOはソフトウェア企業として過去最大級のIPOであり、取引初日に株価が2倍に上昇、記録的な株式市場デビューを果たした。

事業内容・サービス内容

Snowflake(スノーフレイク)は、一般的に「データウェアハウス・アズ・ア・サービス」と呼ばれるクラウドベースのデータストレージおよび分析サービスを提供している。Snowflake独自のマルチクラスタ共有データアーキテクチャはクラウド向けに一から構築されており、今日の組織が必要とする性能、拡張性、弾力性、同時実行性を提供する。 企業ユーザーは、クラウドベースのハードウェアとソフトウェアを使用してデータを保存したり、分析したりすることができる。

Platform

Snowflakeは単一の統合Platformであり、それをサービスとして利用できる。この統合Platformは、ストレージ、コンピュート、グローバルサービスの3層からなり、これらの層は物理的には分離されているものの、論理的には統合されている。

SnowflakeのPlatformは、データワークロードを別々に拡張できるので、データウェアハウジング、データレイク、データエンジニアリング、データサイエンス、最新のデータ共有、およびデータアプリケーションの開発に最適なプラットフォームとなっている。

さらに、SnowflakeのPlatformは、データウェアハウジング、データレイク、データエンジニアリング、データサイエンス、データアプリケーションの開発、およびデータの安全な共有と共有データの消費を可能にする、消費者目線のサービスだ。

テクノロジーおよびビジネス分野のユーザーがすべての事業部門において、また顧客、サプライヤー、他のビジネスパートナー等との間で協力しつつ、共有データを発見、共有、消費することを可能にすることを特徴とする。

Snowflake独自のアーキテクチャが、ストレージ、コンピューティング、サービスを論理的に分離する一方で、これらをネイティブで統合する。基本となるクラウドインフラストラクチャの複雑さを取り除くので、複数のクラウドとリージョンにおいてデータソリューションをシームレスに実行し、一貫性のある単一のユーザー体験を提供する。これにより、個々のソフトウェアの性能に影響を与えることなく、ほぼすべてのユーザとデータワークロードが単一のデータにアクセスすることができる。性能を損なうことなく、事実上あらゆるデータ量、ユーザー数、同時実行ワークロード数に合わせて拡張できることもメリット。Snowflake Data Exchangeを使うことにより、顧客はデータの発見、交換、安全な共有を行うことができる。


上場申請書類 FORM S-1(提出日:2020年8月24日)

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