JCRファーマ【4552】 プライム(内国株式)

医療用医薬品、再生医療製品の製造・販売、医療・研究用機器の仕入れ・販売、設備管理、市場調査、治験管理、医薬品開発、臨床オペレーション、流通管理、製造受託、研究開発。

JCRファーマ【4552】 プライム(内国株式)

医療用医薬品、再生医療製品の製造・販売、医療・研究用機器の仕入れ・販売、設備管理、市場調査、治験管理、医薬品開発、臨床オペレーション、流通管理、製造受託、研究開発。

事業内容

JCRファーマとそのグループ会社は、医療用医薬品、再生医療製品、医薬品原料の製造、仕入れ、販売を主軸に事業を展開しています。同社は、医療用・研究用機器の仕入れと販売を行う㈱クロマテック、設備管理を担う㈱JCRエンジニアリング、市場調査を行うJCRインターナショナル・エスエー、治験に関する業務委託の管理監督を行うJCR USA, Inc.など、多岐にわたる関連会社を有しています。

また、医薬品の開発、知的財産・ライセンスの管理を行うアーマジェン、インク、ブラジルでの臨床オペレーション・薬事・開発業務を行うJCR ド ブラジル ファーマ、医薬品の開発業務提携を行う㈱メディパルホールディングス、欧州での臨床オペレーション・薬事・開発業務を行うJCRヨーロッパ・ビーブイ、医薬品及びその原料の流通管理を行うJCRルクセンブルク・エスエー、医薬品の製造受託を行うマイセナックス バイオテック インク、再生医療製品の研究開発、製造および販売を行うアライドセル(株)など、グローバルに事業を展開しています。

これらの事業セグメントを通じて、JCRファーマグループは医薬品業界における研究開発から製造、販売に至るまでの一連のバリューチェーンをカバーしており、医療現場におけるニーズに応える多様な製品とサービスを提供しています。

経営方針

JCRファーマは、医薬品を通じて人々の健康に貢献することを企業理念とし、遺伝子・タンパク・細胞を軸にした研究とモノづくりを続け、希少疾患領域での画期的な新薬と基盤技術の創出に注力しています。同社は、信頼、自信、信念をコアバリューとして掲げ、顧客満足、法令遵守、世界に通用する医薬品開発、職場環境の配慮、人材育成、経営効率の向上を基本経営方針としています。

中期経営計画「変革」を経て、2023年5月には新たな5年間の中期経営計画「Reach Beyond, Together」を公表しました。この計画では、過去の強みをさらに強化し、独自の研究開発力とモノづくり力を結集して、希少疾患領域での貢献を目指しています。具体的には、革新的な基盤技術の創製、グローバル基準の生産能力の発揮、グローバル品質保証体制の質・量的拡充、希少疾病品目の早期上市、成長を支える人材育成に取り組んでいます。

同社は、血液脳関門を通過する独自技術J-Brain Cargo®を用いたイズカーゴ®を日本で発売し、17種類を超えるライソゾーム病治療薬の開発に取り組んでいます。また、グローバル展開を加速するため、ブラジル、オランダ、ルクセンブルクに新たな拠点を設立し、戦略的な設備投資を実施しています。

これらの取り組みを通じて、JCRファーマは2020年代後半以降の本格的なグローバル化を目指し、希少疾患領域でのリーダーシップを強化し、患者さんとその家族に貢献することを使命としています。