塩野義製薬【4507】 プライム(内国株式)

医療用医薬品の研究開発、製造、販売を手がける、シオノギファーマ、シオノギヘルスケアなどを含む。

塩野義製薬【4507】 プライム(内国株式)

医療用医薬品の研究開発、製造、販売を手がける、シオノギファーマ、シオノギヘルスケアなどを含む。

事業内容

塩野義製薬グループは、塩野義製薬を中心に、連結子会社45社、関連会社3社、共同支配企業1社から構成されています。このグループは、医療用医薬品の研究開発、仕入、製造、販売及びこれらに付随する業務を単一セグメントとして展開しています。主要なグループ企業には、シオノギファーマ株式会社、シオノギヘルスケア株式会社、シオノギテクノアドバンスリサーチ株式会社、シオノギビジネスパートナー株式会社、株式会社UMNファーマ、Pharmira株式会社、Shionogi Inc.、Tetra Therapeutics Inc.、Shionogi B.V.、台湾塩野義製薬股份有限公司、北京塩野義医薬科技有限公司、平安塩野義(香港)有限公司、平安塩野義(中国)有限公司などが含まれます。これらの企業は、グローバルに医薬品の研究開発から販売までを手掛け、様々な医療ニーズに応える製品とサービスを提供しています。塩野義製薬グループは、これらの事業を通じて、世界中の人々の健康と生活の質の向上に貢献しています。

経営方針

塩野義製薬は、医療用医薬品の研究開発、製造、販売を核とする事業を展開しています。同社は、「常に人々の健康を守るために必要な最もよい薬(ヘルスケアソリューション)を提供する」という基本方針のもと、技術の向上に努めています。2030年に向けたビジョンとして、「新たなプラットフォームでヘルスケアの未来を創り出す」ことを掲げ、事業の変革を進めています。この変革には、創薬型製薬企業からヘルスケアサービスを提供する「HaaS(Healthcare as a Service)企業」への転換が含まれます。

中期経営計画「Shionogi Transformation Strategy 2030(STS2030)」を策定し、HIV製品の特許切れによる影響を乗り越え、更なる成長を目指しています。この計画では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬やワクチンの開発にも取り組み、緊急承認を取得するなどの成果を上げています。また、感染症領域だけでなく、「健やかで豊かな人生への貢献」を目指し、認知症や肥満症などのアンメットニーズの高い領域にも注力しています。

塩野義製薬は、変化に対する予見力を高め、ビジネスリスクを低減しながら、新たな事業機会を創出し続けることで、持続的な成長を目指しています。そのために、STS2030の達成に向けた取り組みを進め、2023年6月にはSTS2030 Revisionを再策定しました。この戦略には、社会課題や医療ニーズに応えるための重要課題(マテリアリティ)が組み込まれており、社会に新たな価値を創出し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。