新日本理化【4406】 スタンダード(内国株式)

天然油脂、石油化学製品を原料とした脂肪酸、グリセリン、高級アルコール、不飽和アルコール、界面活性剤、可塑剤、機能製品、樹脂添加剤の製造、販売。

新日本理化【4406】 スタンダード(内国株式)

天然油脂、石油化学製品を原料とした脂肪酸、グリセリン、高級アルコール、不飽和アルコール、界面活性剤、可塑剤、機能製品、樹脂添加剤の製造、販売。

事業内容

新日本理化は、自社および子会社6社、関連会社4社で構成される企業グループです。このグループは、天然油脂と石油化学製品を主要な原料として、幅広い製品を製造・販売しています。

天然油脂を原料とする製品には、脂肪酸、グリセリン、高級アルコール、不飽和アルコール、界面活性剤などがあります。これらの製品は、新日本理化自身および子会社の日新理化㈱、日東化成工業㈱で製造され、新日本理化が販売を担当しています。また、関連会社であるEdenor Oleochemicals Rika (M) Sdn.Bhd.でも製造され、その一部が新日本理化によって仕入れられて販売されています。さらに、市場からの仕入れによる販売も行っています。

石油化学製品を原料とする主な製品には、可塑剤、機能製品、樹脂添加剤などがあります。これらは新日本理化および子会社の日新理化㈱で製造され、新日本理化が販売を行っています。また、これらの製品の一部は市場から仕入れて販売されています。

新日本理化グループは、これらの製品を通じて、多岐にわたる産業分野に対して、高品質な化学製品の供給を行っています。その事業活動は、天然資源を活用した製品開発から、石油化学製品に至るまで、幅広い技術と知識を要する分野に及んでいます。

経営方針

新日本理化は、1919年の創業以来、社会の発展に貢献するもの創りを通じて成長してきました。同社は、ビジョン2030「Be the best SPICE!~心躍る極上のスパイスになる~」を掲げ、社会の様々なシーンを支える独自の素材を提供することで、人々の心を躍らせる企業を目指しています。このビジョン達成に向け、2021年4月からの5年間の中期経営計画を策定し、環境・社会・人命に関わる課題へのチャレンジと価値創造を目指しています。

中期経営計画では、「情報・通信」「モビリティ」「ライフサイエンス」「環境ソリューション」の4領域に経営資源を集中し、成長戦略を推進しています。具体的には、稼ぐ力の再構築を目指し、既存事業の見直しや不採算事業の撤退、成長事業への資源集中などを進めています。また、新たな価値の創造にも注力し、京都R&Dセンターを核に技術交流や共同研究を進め、全社横断的なデジタル化を推進しています。

組織変革も重要な戦略の一つであり、人材投資を積極的に行い、ダイバーシティ&インクルージョンの推進や新たな人事制度の導入を通じて、社員のチャレンジングな行動を促しています。これらの取り組みを通じて、新日本理化は2030年のビジョン達成に向けて、環境・社会・人命に関わる課題へのチャレンジと価値創造を目指しています。