事業内容
応用技術は、主にソリューションサービス事業とエンジニアリングサービス事業の2つの事業セグメントを展開しています。
ソリューションサービス事業では、製造業や建設業の生産性と品質向上を支援するソリューションを提供しています。これには、営業活動やアフターサービスをサポートする独自開発のシステムも含まれています。
エンジニアリングサービス事業では、データ解析や数値シミュレーション技術を活用し、主に環境分野を対象とした計算や解析サービスを提供しています。これにより、環境問題の解決に貢献しています。
経営方針
応用技術は、成長戦略として「OGI GrowUp2028」を掲げています。この計画では、BIM/CIM領域の強化や、企業の顧客接点を支援するソリューションのエコシステム化を進めています。また、海外のスタートアップとの連携を通じて、製造・建設・環境分野でのSaaSの品揃えを拡大することを目指しています。
同社は、エンドユーザ指向を重視し、国内のエンドユーザに焦点を当てたビジネス展開を行っています。大阪を基盤に、東京、札幌、福岡といった拠点を活用し、地域特性に応じたビジネス展開を推進しています。これにより、営業・生産拠点の拡充を図り、最適なソリューション提供を目指しています。
攻めの経営姿勢を持つ応用技術は、重点分野や新規事業分野へのパワーシフトを行い、常に成長を追求しています。経営環境の変化に対応し、DXの拡大や脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進め、ソリューションサービス事業とエンジニアリングサービス事業の強みを融合させています。
中期経営計画では、オートデスク社の販売形態変更に伴う影響を考慮しつつ、2028年までに売上高の増加を目指しています。営業利益の最大化を経営指標とし、売上高営業利益率の向上を図るとともに、株主重視の観点から1株当たり当期純利益も重視しています。
優先課題として、脱炭素社会に向けた技術サービスの構築や、マーケット環境変化への対応を挙げています。特に、製造業・建設業の課題に対して独自のソリューションを提供し、ビジネスモデルの改善を図っています。また、ストックビジネスの拡大や人員体制の強化にも注力しています。
応用技術は、海外企業との技術提携を通じて技術力を高め、市場優位性を維持しています。これにより、国内外の景気動向に左右されない安定した企業経営を実現し、持続的な成長を目指しています。