テイクアンドギヴ・ニーズ【4331】 プライム(内国株式)

国内ウェディング事業を中心に、金融・クレジット事業、旅行事業を展開。ウェディングの企画・運営、金融サービス、旅行プランの提供。

テイクアンドギヴ・ニーズ【4331】 プライム(内国株式)

国内ウェディング事業を中心に、金融・クレジット事業、旅行事業を展開。ウェディングの企画・運営、金融サービス、旅行プランの提供。

事業内容

テイクアンドギヴ・ニーズグループは、国内ウェディング事業を中心に、金融・クレジット事業や旅行事業など、幅広いサービスを展開しています。同社及びその連結子会社6社で構成されるグループは、国内におけるウェディングの企画・運営を主軸に据えており、株式会社テイクアンドギヴ・ニーズをはじめ、株式会社TRUNK、株式会社Dressmore、株式会社GENTLEなどがこのセグメントに関わっています。

また、その他の事業として、株式会社ライフエンジェルが金融・クレジット事業を、株式会社アニバーサリートラベルが旅行事業を、そして株式会社アンドカンパニーがそれぞれ独自のサービスを提供しています。これらの事業を通じて、テイクアンドギヴ・ニーズグループは、結婚式だけでなく、人生の様々なシーンでサポートを提供する多角的なビジネスモデルを構築しています。

このように、テイクアンドギヴ・ニーズグループは、ウェディング事業を核としながらも、金融・クレジットや旅行といった異なる分野にも事業を拡張し、多様なニーズに応えるサービスを展開している点が特徴です。

特集記事

経営方針

テイクアンドギヴ・ニーズは、未曾有の世界的コロナパンデミックを経験する中で、ホスピタリティ業界にイノベーションを起こし、日本を躍動させるという目的を新たに設定しました。この目的の下、同社は国内ウェディング事業に留まらず、日本の観光産業活性化に寄与するため、ホテル事業を新たな成長領域として推進しています。

新型コロナウイルス感染症の段階的な収束に伴い、同社は本格的な業績回復へと舵を切りました。パンデミックからの回復フェーズを終え、拡大フェーズへと移行する中で、長期的な企業価値向上を目指しています。

国内ウェディング市場の環境は、少子化や晩婚化による市場の縮小、コロナ禍における婚礼組数減少からの回復の遅れなど、厳しいものがあります。これに対し、同社は適切な営業投資と高付加価値の商品・サービスの提供による差別化、他社のホテルからの結婚式場の運営受託の強化、内製率の向上やコスト構造の合理化による収益確保など、複数の対策を講じています。

また、ホテル事業においては、2024年3月期に渋谷の富ヶ谷にTRUNK(HOTEL)YOYOGI PARKの開業を予定しており、外国人宿泊客を中心とした需要の取り込みを目指しています。同社は、店舗ごとに異なるコンセプトを持ち、高いデザイン性と独自性の高い付加価値を持った高単価なブティックホテル市場の創出により、他社との差別化を図っています。

このように、テイクアンドギヴ・ニーズは、国内ウェディング事業を核にしつつも、ホテル事業をはじめとする新たな成長領域への取り組みを通じて、長期的な企業価値の向上を目指しています。