TAC【4319】 スタンダード(内国株式)

資格教育、実務教育を核に、個人向けの「資格の学校TAC」、法人向け研修「(株)LUAC」、出版「(株)早稲田経営出版」、人材紹介・派遣「(株)TACプロフェッションバンク」等を展開。

TAC【4319】 スタンダード(内国株式)

資格教育、実務教育を核に、個人向けの「資格の学校TAC」、法人向け研修「(株)LUAC」、出版「(株)早稲田経営出版」、人材紹介・派遣「(株)TACプロフェッションバンク」等を展開。

事業内容

TACグループは、個人教育事業、法人研修事業、出版事業、人材事業の4つの主要セグメントで構成されています。個人教育事業では、公認会計士や税理士などの資格試験指導を行っており、「資格の学校TAC」として知られています。このセグメントには、TAC総合管理、太科信息技術(大連)有限公司(大連オペレーションセンター)、オンラインスクールが含まれます。法人研修事業では、企業や大学などに対して資格取得研修や実務研修を提供しており、このセグメントはLUACが担当しています。

出版事業では、早稲田経営出版が資格講座や実務研修の教育コンテンツを活用した出版物を提供しています。人材事業では、TACプロフェッションバンク、医療事務スタッフ関西、クボ医療が、人材紹介・派遣事業やインターネットによる求職・求人Webサイトの運営を行っています。また、プロフェッションネットワークは、実務情報誌の発行を行う持分法適用関連会社です。

TACグループは、これらの事業を通じて、社会人や大学生を対象にした資格教育や実務教育を核とした人材育成を展開しており、資格取得を目指す受講者に対して多岐にわたるサポートを提供しています。

特集記事

経営方針

TACは、1980年の設立以来、会計・税務分野から始まり、法律、不動産、金融、公務員・労務、情報、医療、理系分野に至るまで、幅広い分野でのプロフェッショナル人材の養成に取り組んできました。同社は、社会人や大学生を対象に資格教育や実務教育を核とした人材育成事業を展開し、個人教育事業、法人研修事業、出版事業、人材事業の4つの主要セグメントを通じて、多様なニーズに応えるサービスを提供しています。

中長期的な経営戦略として、TACグループは教育ビジネスと人材ビジネスを強固に結びつけ、双方のビジネス拡大を目指しています。これにより、安定的な売上成長と売上高営業利益率の向上を実現し、株主価値の向上に努めています。また、経営環境の変化に対応し、教育ノウハウや合格実績に裏打ちされたTACブランドを生かして、ビジネスの拡大と事業間のシナジーを最大限に発揮することを目指しています。

経営上の課題としては、コロナ後の社会状況の見極めと個人教育事業の早期回復、新たな事業領域への挑戦、株価純資産倍率の改善が挙げられます。これらの課題に対して、社会の変化を機敏に察知し、適時に事業運営に反映させること、新商品の開発や業務提携、M&Aを推進することで、中長期的な成長機会の創出に取り組んでいます。

TACグループは、これらの戦略を通じて、社会の発展に貢献し、全てのステークホルダーに価値を提供し続けることを目指しています。