事業内容
セプテーニ・ホールディングスは、デジタルマーケティング事業とメディアプラットフォーム事業の2つの主要な事業セグメントを展開しています。これらの事業は、同社とその連結子会社36社、持分法適用会社5社、親会社1社によって構成されています。
デジタルマーケティング事業では、デジタル広告の販売と運用、データやAIを活用したソリューションの提供を行っています。また、電通グループとの提携により、オンラインとオフラインを統合したマーケティング支援を提供し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を総合的に支援しています。この事業には、株式会社セプテーニ、株式会社セプテーニ・データ・ソリューションズ、株式会社電通ダイレクトが主要な連結子会社として関与しています。
メディアプラットフォーム事業では、就職・採用プラットフォーム事業や社会貢献プラットフォーム事業を展開しています。この事業は、特定の連結子会社が関与していないため、主要な連結子会社は記載されていません。
特集記事
売上の71%がNintendo Switch!の「任天堂」と、「セプテーニ」「BEENOS」の決算まとめ
「漢」佐藤光紀氏率いるセプテーニに投資家目線で言いたいことをいってみる
本の電子化で恩恵を受けているのはだれなのか?投資家目線でその答えを考えてみる
Bain Capitalが広告代理店3位のADKを買収!ADKはどのように料理されるか?
経営方針
セプテーニ・ホールディングスは、成長戦略として「フォーカス&シナジー」を掲げています。このテーマのもと、事業ポートフォリオマネジメントを徹底し、各事業の強みを磨くための組織再編を進めています。これにより、事業の効率化と競争力の向上を図っています。
同社は、オーガニック成長と新規事業創出への投資を重視しています。また、外部アライアンス強化に向けたM&Aも検討しており、これにより市場での地位をさらに強固にすることを目指しています。短期的には、収益性と生産性の改善に取り組み、営業増益転換によるV字回復を目指しています。
2025年12月期第1四半期からは、デジタルマーケティング事業を「マーケティング・コミュニケーション事業」、「ダイレクトビジネス事業」、「データ・ソリューション事業」の3つに再編します。これにより、各事業の専門性を高め、シナジー効果を最大化することを狙っています。