事業内容
ジャストプランニングは、複数の事業セグメントを持つ企業です。まず、ASP事業では、外食企業向けにインターネットを利用したアプリケーションソフトウェアを提供しています。この事業には、システムメンテナンスや運用サポートのアウトソーシングも含まれています。2020年には、テイクアウト業態向けのスマートフォンアプリ「iToGo」を事業に加え、営業力とシステム競争力の強化を図っています。
次に、システムソリューション事業では、外食産業向けの本部管理システムや店舗システム、分析システムなどのアプリケーションソフトウェアを企画、開発、販売しています。また、POSシステムやオーダーエントリーシステムなどのソリューション提供や業務コンサルティングも行っています。
物流ソリューション事業は、連結子会社の株式会社サクセスウェイが担当しています。この事業では、外食チェーン企業向けに物流ソリューションやマーチャンダイズソリューション、本部業務代行などのサービスを提供しています。
さらに、太陽光発電事業では、連結子会社の株式会社JPパワーが自社の太陽光発電設備を利用して、電力会社への売電を行っています。この事業は、再生可能エネルギーの活用を推進しています。
その他の事業として、株式会社JPパワーは直営の外食店舗を運営しています。この店舗は、社員研修や情報システムの開発、新システムのテストマーケティングに活用されています。これにより、実践的なノウハウを蓄積し、事業の発展に寄与しています。
経営方針
ジャストプランニングは、外食産業を中心に情報基幹システムを提供し、ユーザーのシステム運用をサポートすることで、安定した情報システムの稼動を実現しています。アウトソーシング業務を通じて顧客の信頼を高めることを目指しています。
同社は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた消費者行動の変化に対応し、顧客確保を最重点課題としています。リピート客の確保や新規顧客獲得のためのCRMやセールスプロモーションに対応する情報システムの構築を進めています。
また、経営効率化を図るため、業務の効率化や食材ロスの削減に向けた情報システムの提供を優先課題としています。これにより、外食産業の経営課題に対するITソリューションをASP事業として展開しています。
ジャストプランニングは、営業利益や売上高営業利益率を重視し、新たな投資事業に対しては投下資本利益率を指標としています。これにより、持続可能な成長を目指し、事業展開を行っています。