四国化成ホールディングス【4099】 プライム(内国株式)

化学工業薬品、医薬品、住宅・景観・店舗関連商品の研究開発、生産、販売、殺菌・水処理関連の環境ビジネス、情報システム事業を展開。

四国化成ホールディングス【4099】 プライム(内国株式)

化学工業薬品、医薬品、住宅・景観・店舗関連商品の研究開発、生産、販売、殺菌・水処理関連の環境ビジネス、情報システム事業を展開。

事業内容

四国化成ホールディングスとそのグループ企業は、化学工業薬品・医薬品、住宅・景観・店舗関連商品の研究開発、生産、販売を主軸に事業を展開しています。また、殺菌・水処理関連の環境ビジネスや情報システム事業も手がけています。

化学品事業では、無機化成品、有機化成品、ファインケミカルなどの生産を四国化成ホールディングスとその子会社である日本硫炭工業㈱(現シコク硫炭株式会社)が担当しています。販売は四国化成ホールディングスが中心で、海外販売の一部は米国の子会社SHIKOKU INTERNATIONAL CORPORATIONが行っています。また、シコク興産㈱が場内作業を請け負い、シコク環境ビジネス㈱とシコク分析センター㈱は水処理関連の環境ビジネスや環境試験分析事業を展開しています。

建材事業では、エクステリア製品の生産をシコク景材㈱、シコク景材関東㈱、日本工機㈱(現シコク工機株式会社)が担当し、販売は四国化成ホールディングスが行っています。中国市場での販売は非連結子会社の四国化成(上海)貿易有限公司が担当しています。

その他の事業として、シコク・システム工房㈱が情報システム事業を、シコク・フーズ商事㈱はフード事業を、シコク・フーズ保険サービス㈱は損害保険代理業を展開しています。これらの多岐にわたる事業を通じて、四国化成ホールディングスグループは幅広い分野で事業を展開しています。

経営方針

四国化成ホールディングスは、2030年を目標年とする長期ビジョン「Challenge 1000」を掲げ、積極的な経営戦略を推進しています。このビジョンの下、同社は「独創力で、“一歩先行く提案”型企業へ」という目標を掲げ、社会課題の解決を目指しています。また、ステークホルダーへの貢献として、顧客には「一歩先の価値」を、従業員には「挑戦と成長」を、株主には「利益還元」を、社会には「より良い明日」を提供することを目指しています。

経営戦略としては、2030年までの期間を3つのステージに分け、各ステージでの全社変革方針の実行による事業基盤の強化と、事業変革方針に基づく提案型のスタイルへの変革を進めています。具体的には、ブランド価値の向上、効率化による余力の確保、世界展開の加速、グループガバナンス体制の確立、多様性を認める風土の醸成、個人の挑戦を促す人財育成など、6つの全社変革方針を掲げています。

また、同社は持続可能な発展に貢献するため、レスポンシブル・ケア活動に取り組み、SDGsの達成にも貢献しています。設備投資においては、徳島工場北島事業所における新プラントの稼働開始など、積極的な成長投資を行っています。

さらに、2023年1月1日からは持株会社体制への移行を進め、各事業会社への権限移譲による意思決定の迅速化、組織の一体化・緊密化、ガバナンス体制の再定義などを通じて、経営の強化と変化の速い事業環境への対応、脱炭素化への取り組みなど、経営課題の解決を目指しています。