シンクロ・フード【3963】 プライム(内国株式)

飲食店向けマッチングサービス「飲食店ドットコム」を中心に、メディアプラットフォーム事業とM&A仲介事業を展開。

シンクロ・フード【3963】 プライム(内国株式)

飲食店向けマッチングサービス「飲食店ドットコム」を中心に、メディアプラットフォーム事業とM&A仲介事業を展開。

事業内容

シンクロ・フードは、飲食店業界に特化したメディアプラットフォーム企業です。主力サイト「飲食店ドットコム」を軸に、飲食店の出店・開業者や運営者と、不動産事業者や食材仕入れ事業者など飲食店に関わる様々な事業者を繋ぐマッチングサービスを提供しています。シンクロ・フードの事業は大きく分けて、メディアプラットフォーム事業とM&A仲介事業の2つに区分されます。

メディアプラットフォーム事業では、「飲食店ドットコム」を通じて飲食店向けのサービスや、そのプラットフォームにサービスを提供する不動産事業者や食材仕入れ事業者向けのサービスを展開しています。これには、特別な店舗物件の閲覧や詳細検索が可能なプレミアムサービスの提供も含まれ、飲食店からは月額定額料金を収受しています。

M&A仲介事業では、飲食店の事業譲渡や株式譲渡などのM&A仲介サービス、および設備を残置したまま退去する居抜き譲渡のサポートサービスを提供しています。この事業は、連結子会社である株式会社ウィットが担っています。

さらに、シンクロ・フードグループは、食材仕入れ事業者からの成功報酬の収受、不動産事業者とユーザー間の売買契約成立に基づくサービス利用料の収受、サイト内広告やメールマガジン広告の提供による広告料金の収受、厨房販売事業者からの直接納品、そして事業・株式譲渡成立に基づくサービス利用料の収受など、多角的なビジネスモデルを展開しています。

特集記事

経営方針

シンクロ・フードは、飲食業界に特化したメディアプラットフォーム事業を展開する企業であり、その成長戦略は、日本の飲食業界の労働生産性向上と業界全体の発展に貢献することに焦点を当てています。同社は、インターネットとテクノロジーを駆使し、飲食店の出店開業・運営に必要な「ヒト・モノ・サービス」をタイムリーに結びつけることで、食に関わる人々から必要とされるサービスを提供し続けることを目指しています。

新中期経営計画では、ビジョン「多様な飲食体験から生まれるしあわせを、日本中に、そして世界へと広げる。」の実現に向け、リブランディングの推進とともに、革新的な食のプラットフォームを目指しています。これには、既存コア事業の強化・拡大と新規領域への挑戦が含まれ、更なる企業価値向上を目指しています。

優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題として、シンクロ・フードは、主力サイト「飲食店ドットコム」の知名度向上、新技術への対応、システムの安定稼働と強化、経営管理体制と内部管理体制の強化に取り組んでいます。これらの課題への対応を通じて、経営理念の実現と事業成長を目指しています。

シンクロ・フードの成長戦略は、飲食業界における労働生産性の向上と業界全体の発展への貢献、そして企業価値の向上に重点を置いています。同社は、革新的なサービスの提供と事業の多角化を通じて、飲食業界の発展に貢献し続けることを目指しています。