事業内容
光ビジネスフォームは、主に印刷関連事業を展開しています。この事業では、ビジネスフォームの製造販売やデータプリントサービスを提供しています。具体的には、連続フォームやシートフォーム、応用用紙、統一伝票、封筒、パンフレットなどの製品を取り扱っています。
また、光ビジネスフォームはその他の事業として、サプライ品や機器類の販売を行っています。さらに、情報処理に関するシステム開発も手がけており、幅広いサービスを提供しています。これにより、同社は多様なニーズに応えることができる体制を整えています。
経営方針
光ビジネスフォームは、顧客中心主義を掲げ、顧客の多様なニーズに迅速かつ柔軟に対応することを経営方針としています。最新の設備と技術を駆使し、顧客に最適な製品とサービスを提供することで、信頼されるパートナーとしての地位を確立しています。
同社は、収益力の安定強化を目指し、顧客ニーズに応じた提案力を活かして新規ユーザーの開拓と既存ユーザーのニーズ拡大に努めています。生産面では原価率の低減と高品質な製品づくりを追求し、効率性の向上を図っています。
社会との調和を重視し、ESGやSDGsに関連する取り組みを進めています。特に情報セキュリティに注力し、プライバシーマークやISO認証の改善を行い、個人情報の保護管理に万全を期しています。
中長期的な経営戦略として、光ビジネスフォームは「印刷関連」「DPP」「WEB」「BPO」の4つの分野に注力しています。特に「WEB」と「BPO」を重点分野とし、顧客のDXニーズに応えるための設備投資を進めています。
印刷関連では、環境・省電力化を目指し、デジタルプリンターへの移行を進めています。従来の印刷オペレーターにはリスキリングを実施し、新技術の習得を促進しています。
DPP分野では、アウトソーシング需要の増加を見込み、業務効率化やコスト削減を図ります。パーソナライズされた製品・サービスを提供し、BCP/BCMの強化にも取り組んでいます。
WEB分野では、リカーリングビジネスの確立を目指し、ITを中心とした組織体制を整備しています。DXを実現するためのWEBシステム開発や運用、保守を強化しています。
BPO分野では、パートナー企業との関係強化を図り、総合的なソリューション型ビジネスモデルを展開します。電子帳簿保存法に対応した電子化サービスを提供し、AI機能を活用した業務効率化を推進しています。
光ビジネスフォームは、2024年から2026年を基礎固めの時期と位置付け、人的資本と設備投資を積極的に行います。ROE7%以上、ROS10%以上、PBR1倍を目標に掲げ、企業価値の向上を目指しています。