南海辰村建設【1850】 スタンダード(内国株式)

建設事業では南海電気鉄道からの建設工事受注、不動産事業では不動産の売買及び賃貸を展開。

南海辰村建設【1850】 スタンダード(内国株式)

建設事業では南海電気鉄道からの建設工事受注、不動産事業では不動産の売買及び賃貸を展開。

事業内容

南海辰村建設株式会社およびその関係会社は、南海電気鉄道株式会社を親会社とし、建設事業と不動産事業を主軸に据えた事業活動を展開しています。同社グループは、南海辰村建設を含む連結子会社2社で構成されており、それぞれの事業は互いに補完し合う形で運営されています。

建設事業においては、南海辰村建設は主に親会社である南海電気鉄道株式会社からの建設工事を受注しています。このセグメントでは、建設用仮設資材の調達を連結子会社の南海建設興業株式会社から行い、また施工の一部を連結子会社2社に発注していることが特徴です。これにより、同社グループ内での資源の有効活用と効率的な事業運営が図られています。

不動産事業では、南海辰村建設は不動産の売買および賃貸事業を手掛けています。この事業セグメントでは、住宅や商業施設などの不動産を対象に、幅広いニーズに応えるサービスを提供していることが強みです。

以上のように、南海辰村建設およびそのグループ会社は、建設事業と不動産事業を軸に、関連する様々な事業活動を通じて、総合的なサービスを提供しています。これにより、同社グループは、多角的な事業展開を実現し、持続可能な成長を目指しています。

経営方針

南海辰村建設株式会社は、建設事業を通じて自然環境と調和した豊かな社会づくりに貢献し、創造と技術の向上に努めることを経営の基本方針としています。同社は、時代の変化に即応し、新たな事業に挑戦することで社業の躍進を図る方針です。経営環境の変化に対しては、原材料価格の上昇や供給面での制約、金融資本市場の変動などに注意を払いながら、持続的成長と企業価値の向上を目指しています。

具体的には、「3カ年経営計画」において、営業力の強化、バランスの取れた受注構成へのシフト、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進による生産性の向上、そして働きやすい環境づくりの推進を重点領域として掲げています。これらの施策を通じて、変化に強い事業・収益基盤の構築を目指します。また、新規顧客の獲得やデジタル技術の有効活用、人材の確保と育成にも注力し、業容の拡大を図る計画です。

目標数値としては、2025年3月期に売上高48,600百万円、売上総利益4,840百万円、営業利益2,600百万円、経常利益2,550百万円を掲げています。これらの目標達成に向けて、南海辰村建設は、建設事業と不動産事業を軸に、関連する様々な事業活動を通じて総合的なサービスを提供し、多角的な事業展開を実現することで、持続可能な成長を目指しています。