JIG-SAW【3914】 グロース(内国株式)

独自のコア技術を活用し、システムマネジメントやIoT向けサービス、再生医療や自動運転分野でのプロジェクトを展開する企業。

JIG-SAW【3914】 グロース(内国株式)

独自のコア技術を活用し、システムマネジメントやIoT向けサービス、再生医療や自動運転分野でのプロジェクトを展開する企業。

事業内容

JIG-SAWは、インターネットサービスやIoTデバイスの安定稼働を目的とし、独自の自動検知&自動制御技術を活用したサービスを提供しています。OS開発技術や信号制御技術を基盤に、デジタルユニバース時代の中心的な企業を目指しています。

JIG-SAWの事業は主に「システムマネジメント」と「IoT向け各種サービス」で構成されています。システムマネジメントでは、ロボット型自動運用プラットフォーム「puzzle」を用いて、サーバやネットワーク機器の自動監視・運用を行い、顧客の業務負荷を軽減します。

「puzzle」は、インターネットに接続された全てのモノを統合管理できるプラットフォームで、使いやすさと効率を重視して開発されています。自動制御機能やシステム可視化を提供し、柔軟な機能拡張が可能です。

JIG-SAWは、クラウドセキュリティサービス「Safing」とクラウド包括支援サービス「PRIME」も提供しています。「Safing」はセキュリティ監視を自動で行い、「PRIME」はクラウドの導入から運用までを支援します。

IoT向けサービスでは、JIG-SAWのIoTエンジン「NEQTO」を用いて、IoTシステムやデバイスのデータ制御を行います。「NEQTO」は、エッジデバイスからクラウドまでの制御機能を統合し、様々なユースケースで活用可能です。

JIG-SAWは、再生医療や自動運転、生成AI分野にも進出しています。再生医療では、視覚再生プロジェクトを進め、自動運転では業界標準のソフトウェア開発を行っています。生成AIでは、IoTデータAIコントロールサービスを拡大中です。

さらに、JIG-SAWはSBIセキュリティ・ソリューションズと合弁でSBI JIG-SAWモダナイゼーションズを設立し、金融業界向けのデータコントロールサービスを展開しています。これにより、グローバル市場での事業拡大を図っています。

特集記事

経営方針

JIG-SAWは、IoT時代の到来に伴い、極小ソフトウェアと独自のデータ監視・運用技術を駆使して、デジタルユニバースの中心的企業を目指しています。特に、IoTとIoA(Internet of Abilities)をシームレスに繋ぐ技術基盤を強化し、デジタル時代のリーダーシップを確立することを目指しています。

同社は、企業価値の向上を目指し、売上高や営業利益などの経営指標を中長期的に改善することを目標としています。これにより、安定した事業拡大を通じて、時価総額の継続的な増加を図っています。

JIG-SAWは、IoT市場の進化に対応し、EaaS(Equipment as a Service)やIoE(Internet of Everything)を見据えた事業基盤の強化を進めています。ソフトウェア、ハードウェア、自動運転、データ制御の4つのコア技術を軸に、研究開発やグローバル展開に向けた先行投資を継続しています。

同社は、グローバル市場での事業拡大を目指し、東京ミッドタウン八重洲に新本社を設立しました。これにより、データコントロール事業の強化と企業価値の最大化を図り、長期的な成長を目指しています。

内部管理体制の強化も重要な課題と認識しており、業務効率化やリスク管理体制の強化に取り組んでいます。これにより、持続的な事業拡大と成長を支える基盤を構築しています。