アセンテック【3565】 スタンダード(内国株式)

ITインフラ事業を展開し、仮想デスクトップ事業、クラウドインフラ事業、クラウドサービス事業を手がける企業。

アセンテック【3565】 スタンダード(内国株式)

ITインフラ事業を展開し、仮想デスクトップ事業、クラウドインフラ事業、クラウドサービス事業を手がける企業。

事業内容

アセンテックは、情報セキュリティ対策として仮想デスクトップソリューションを中心に事業を展開しています。仮想デスクトップは、デスクトップ環境をサーバ側に集約し、ネットワークを介して画面イメージを配信することで、セキュリティ性を向上させるソリューションです。これにより、端末にデータを保存せず、情報漏洩のリスクを低減します。

同社は、Cloud Software Group, Inc.やAtrust Computer Corporationといった海外メーカーと一次代理店契約を結び、商品の輸入・販売・保守を行っています。また、国内市場向けに自社ブランド「Resalio(レサリオ)」としてオリジナル製品・サービスを開発・販売しています。これにより、顧客の多様なニーズに応えています。

アセンテックは、仮想デスクトップの導入を支援するため、技術認定試験に合格した専門のエンジニアによるプロフェッショナルサービスを提供しています。これには、コンサルティング、設計・構築、保守・運用までの一貫した技術支援が含まれます。これにより、企業は安定したシステム運用が可能となります。

同社は、クラウド型の仮想デスクトップサービスも提供しています。これにより、顧客はハードウェアやソフトウェアを購入することなく、月額で利用可能です。これにより、初期導入コストを抑えつつ、柔軟なIT環境を実現します。クラウドサービスは、企業のITインフラの効率化に貢献しています。

アセンテックの事業セグメントは、ITインフラ事業に特化しています。この事業は、仮想デスクトップ事業、クラウドインフラ事業、クラウドサービス事業の3つの領域で構成されています。これにより、企業の多様なITニーズに対応し、効率的なソリューションを提供しています。

経営方針

アセンテックは、成長戦略として仮想デスクトップソリューションを中心に展開し、情報セキュリティの強化を図っています。このソリューションは、デスクトップ環境をサーバ側に集約し、ネットワークを介して画面イメージを配信することで、情報漏洩のリスクを低減します。これにより、企業のセキュリティニーズに応えることが可能です。

同社は、売上高と経常利益を重要な経営指標と位置づけ、自社製品の開発や継続収入ビジネスの拡大を通じて、技術的付加価値の高い製品とサービスを提供しています。特に、仮想デスクトップ関連の製品サービスの販売やシステムインテグレーションに特化し、競争優位性を確保しています。

アセンテックは、ストックビジネスの拡大を目指し、継続ライセンスビジネスや自営保守サービスの強化に注力しています。具体的には、CitrixやNetScalerの拡販、新製品の開発、リモートPCアレイの保守などを推進しています。これにより、安定した収益基盤の構築を図っています。

さらに、同社はM&Aや戦略的事業提携を通じて事業拡大を目指しています。高収益自社製品ラインナップの強化や、特定セグメントに強みを持つパートナーとの提携を進めています。これにより、技術力と市場競争力を一層強化し、持続的な成長を実現しようとしています。

アセンテックは、仮想デスクトップの需要が拡大する中、エンジニアの採用・育成を強化し、官公庁や地方自治体向けの販売体制を強化しています。また、新たなセキュリティソリューションの開発やグローバルパートナーとの事業提携を推進し、セキュアなIT環境の提供を目指しています。