ネットマーケティング

ネットマーケティングは東京都港区に本社をおく企業。 2004年、広告主へキャンペーン型のアフィリエイト企画を提供するWeb広告の代理店として設立。 2007年には広告主のWebプロモーションにおけるコンサルティングサービスの提供を開始。 2012年にはFacebookを活用した恋愛マッチングサービス「Omiai」の提供を開始。 2014年、運用型広告の取扱を開始。 2017年にJASDAQへ上場。

ネットマーケティング

ネットマーケティングは東京都港区に本社をおく企業。 2004年、広告主へキャンペーン型のアフィリエイト企画を提供するWeb広告の代理店として設立。 2007年には広告主のWebプロモーションにおけるコンサルティングサービスの提供を開始。 2012年にはFacebookを活用した恋愛マッチングサービス「Omiai」の提供を開始。 2014年、運用型広告の取扱を開始。 2017年にJASDAQへ上場。

事業内容

沿革・会社概要

株式会社ネットマーケティングは、東京都港区に本社をおく企業。2004年に広告主へキャンペーン型のアフィリエイト企画を提供するWEB広告の代理店として設立。2007年にはアフィリエイト業界のセールスレップへビジネスモデルを転換し、広告主のWEBプロモーションにおけるコンサルティングサービスの提供を開始した。2012年より、現在の基幹事業である恋活・婚活マッチングアプリ『Omiai』の提供を開始。2017年に東京証券取引所JASDAQスタンダード市場上場、2018年に広告事業においてSNS広告の取り扱いを開始。2019年に東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。

事業内容

株式会社ネットマーケティングは広告事業とメディア事業を展開している。

広告事業

アフィリエイト広告やSNS広告に特化したエージェントとして、ネット上で物販やサービスの提供等を行う企業(広告主)に、マーケティング戦略の立案から運用支援まで一貫して提供している。

メディア事業

恋活・婚活マッチングアプリ『Omiai』を運営しており、累計会員数は570万人を突破している(2020年7月時点)。そして、『Omiai』を少子化問題に取り組む社会貢献事業として位置付け、「一般社団法人結婚・婚活応援プロジェクト」に中核メンバーとして参画している。

経営方針・経営指標

ネットマーケティングは「常識を超え、人々に幸せをとどけ、より豊かな社会を創り続ける」をビジョンとし、人々のあらゆるライフイベント、ライフシーンに新サービスを提供し社会に貢献することを目指している。

そしてネットマーケティングでは、全社及び各事業の売上高、営業利益を重要な経営指標としており、これらを継続して向上させることで企業成長の推進を図っている。

経営戦略・経営環境

国内におけるインターネット利用人口は、2019年の1年間で13歳〜69歳の各年齢階層において9割を超えて利用され、人口普及率は89.8%(前年比10.0%増)と大幅に拡大している。また、ソーシャルメディアの普及率は69.0%(前年比9.0%増)と年々上昇を続けている。

こうした環境の下でネットマーケティングは、中核事業であるアフィリエイト広告事業の拡販を進めるとともに、SNS広告事業のさらなる規模拡大に取り組んでいる。またメディア事業では2020年2月にOmiaiのブランドロゴを一新するとともに、有名女優をブランドアンバサダーに起用し認知拡大を図っている。加えて持続的な収益拡大を実現するため、効率的な会員獲得手法の確立に取り組むとともに、サービスの拡充に努めている。

対処すべき課題

ネットマーケティングでは、2つの既存事業のさらなる拡大と新事業分野の開拓が不可欠だと認識し、これらを推進するため下記の事項を課題ととらえ対応に取り組んでいる。

まず広告事業では下記の3つの課題を挙げている。

サービス及び商品の拡充

新たなアドテクノロジーの構築等によりサービスレベル向上を図るとともに、SNS広告等の新たな広告商品の取り扱いを進め、ネット総合代理店としての地位確立を目指している。

新規顧客の開拓

今後も営業体制の強化を図ることで新規顧客の開拓を進め、特定顧客や特定商材に依存しない顧客ポートフォリオの構成を目指している。

店舗型ビジネスタイプの広告売上の低下

コロナ禍が収束せず再び外出自粛要請などがなされた場合、広告主の店舗に来店する顧客が減少し、広告売上が減少する可能性がある。そのため特定クライアントに依存せず、幅広い分野での新規顧客の開拓やSNS事業の拡充に取り組んでいる。

次にメディア事業では下記の3つの課題を挙げている。

ブランド力の向上

地方創生への取り組み等少子化問題へ積極関与していくほか、新たなプロモーション手法を確立することで『Omiai』の認知度向上を図っている。また、安心・安全な出会いの場を提供するサービス運営を一層強化することで、さらなるブランド力向上を目指す考えである。

システムの強化

新しいテクノロジーの導入を検討しつつ、エンジニアの増員を図るとともに、サーバの増強、セキュリティ強化、ソフトウェアのUI/UX改善等、継続的なシステム強化に取り組んでいる。

ユーザー満足度の低下懸念

withコロナ時代における将来のパートナー探しを応援するため、アプリ内ビデオ通話機能の提供を開始し、オンラインデートの拡充を図っている。

また上記の他に「効率的な経営資源の活用」と、「優秀な人材の育成及び確保」を、企業成長を推進していくに当たって対処すべき課題としてとらえている。


有価証券報告書(2020年9月29日)

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