事業内容
ほぼ日株式会社とその関連会社である株式会社エイプは、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。ほぼ日は、「やさしく、つよく、おもしろく。」を行動指針に掲げ、「場」を作り、「いい時間」を提供するコンテンツを企画、編集、制作、販売しています。この「場」では、コンテンツの作り手と受け取り手が出会い、互いにリスペクトし合う能動的な関係を築きます。
ほぼ日が提供する主なサービスや商品には、以下のようなものがあります。ほぼ日刊イトイ新聞は、1998年から続くウェブサイトで、さまざまな人の興味をコンテンツにして共有する場です。ほぼ日手帳は、世界中にファンを持つ手帳で、使用者のLIFEが刻まれることで、世界に一冊だけの物語が生まれます。ほぼ日ストアでは、ほぼ日が作るさまざまな商品を販売し、人々の価値観が交わる場を提供しています。ほぼ日のアースボールは、軽くて持ち運び可能な新しいタイプの地球儀で、スマホをかざすことでさまざまな情報にアクセスできます。
また、TOBICHIはほぼ日が運営するリアル店舗で、ウェブサイトや商品を通じて共感した人々が実際に出会う場所です。ドコノコは、犬や猫とのつながりを深めるSNSで、ペットを主役にしたコミュニケーションの場を提供します。ほぼ日曜日は、展覧会やライブ、買い物などが行われるイベントスペースです。生活のたのしみ展は、大量生産品ともアートとも異なる、良いものを集めて販売するイベントで、作り手と買い手がつながる場を提供しています。ほぼ日の學校は、「2歳から200歳までの。」をコンセプトに、映像配信を中心とした学び場です。
これらの事業を通じて、ほぼ日は社会に対してオープンであり、生活者の「あったらいいな」という気持ちを形にしています。
特集記事
経営方針
ほぼ日株式会社は、「やさしく、つよく、おもしろく。」を行動指針に掲げ、多様なコンテンツとサービスを提供することで、社会に新しい価値を生み出すことを目指しています。同社は、ほぼ日刊イトイ新聞やほぼ日手帳、ほぼ日ストア、TOBICHIなど、オンラインとオフラインの両方で「場」を創造し、人々が集まり、交流する空間を提供しています。これらの「場」では、コンテンツの作り手と受け取り手が互いにリスペクトし合う能動的な関係を築きます。
中期経営計画において、ほぼ日は「遠景」「中景」「近景」という時間軸で会社の未来像を描いています。遠景では、創業者糸井重里が引退した後も、次世代の経営陣が活力ある事業運営を行い、ほぼ日がよきライバルとして共に成長する姿を目指しています。中景では、「いい時間」を提供する場を国内外で拡大し、より多くのお客様と関わることを目標に掲げています。これを実現するためには、コンテンツの創出、調達、配信の力を強化する必要があります。
具体的な成長戦略として、ほぼ日は新しい「場」の立ち上げと育成、多様な人材の確保と育成、インターネット環境の変化への対応、経営基盤の強化、市場の拡大を重点領域としています。これらの取り組みを通じて、同社は「やさしく、つよく、おもしろく。」の理念を社内外に浸透させ、持続可能な成長を目指しています。また、情報セキュリティのリスク増大や個人情報保護の高まり、インターネット通販の浸透など、変化する事業環境にも柔軟に対応していく方針です。