楽楽精算、成長を持続
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ラクスが昨日発表した4〜9月期決算は、最終損益が4.4億円の黒字だった。前年比2.2%の減益である。
- 売上は前年比32%増の53.9億円
- 営業利益は前年比0.4%減の6.8億円
- クラウド事業は前年比33%増収の41.5億円、IT人材事業は30%増の12.4億円
広告投資を抑制も成長続く
- 主力の『楽楽精算』は四半期売上13.2億円(前年比38%増)と続伸
- 契約件数は471社増えて6,837社に。1Qの遅れを挽回
- 会社全体の広告費は4.5億円と、前年同期(8.9億円)から大きく抑制
- 人件費は前年から9億円超の拡大、上期全体で36.8億円に
クラウド事業の好調により、通期予想を上方修正した。売上は前年比32%増の83.5億円、営業利益は33%減の8.3億円を見込む。
ラクスの時価総額は4,113億円に高騰しており、国内SaaS企業の中でも際立つ。期待に見合った成長を続けられるかに注目が集まりそうだ。