バブル崩壊後にコインパーキングが伸びた背景と大手プレイヤーの一角「パラカ」の現在
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今回取り上げるのは、コインパーキング事業を展開するパラカだ。
パラカを創業したのは、現在も代表取締役を務める内藤亨氏。1979年に野村證券へ入社し、ゴールドマン・サックス証券を経て1997年に会社を設立(当時の会社名は「パルク」)した。
コロナ禍では業績が悪化したものの黒字基調を維持し、その後は売上と利益を拡大。その一方で株価は2018年を最後に低迷が続いている。現在の株価収益率はおよそ十倍だ。
パラカは2021年、伊藤忠商事との資本業務提携を結んだ。伊藤忠商事は不動産事業のバリューチェーン強化に向けて、パラカの持つ情報やノウハウを相互活用する方針を掲げた。