Amazon 4Q決算:二桁%増収も株価急落、AWSは顧客によるコスト削減が重石に
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開示資料より作成
Amazonが現地時間2月2日、2022年10〜12月期決算を発表。四半期売上高は1,492億ドルにのぼり市場予想を上回ったが、翌日の株価は8%を超える下落となった。
重要なポイントと言えるのが、クラウドプラットフォーム『AWS』の減速だ。Amazonにとって最大の収益事業であり、Eコマース事業の収益性が悪化する中でも同社への評価を下支えしてきた。
小売事業では、パンデミック下での需要増に対応するため急拡大した物流網の最適化に取り組む。店舗事業については一部退店も進め、食料品販売のオムニチャネル化を目指して「顧客志向」での改善を進める。
本決算では、2021年にCEOの座を継いだアンディ・ジャシーが初めて決算コールの場に臨んだ。例によってCEOによるプレゼンテーション(Prepared remarks)はなかったが、質疑応答ではジャシー氏の方針に関する質問が多く飛んだ。