ミクシィの「投資事業」、1Qは黒字確保 今期から事業化
Strainer
ミクシィが5日発表した2022年4〜6月期(1Q)の決算は、投資事業の売上高が前年比92%増の3億1300万円、EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)が1億7900万円(前年は3900万円の赤字)だった。今期から投資活動を事業化したが、イグジットによる株式売却などで黒字を確保した。
2022年3月期までの4年間、7件のM&A、スタートアップやベンチャーキャピタルへの50件以上の出資に約700億円を投じてきた。シナジーを探りつつ、リターンを期待できる自社の成長領域として事業化に踏み切っている。
6月末時点の運用総額は、3月末比2%増の226億円。VCのクロステックベンチャーズやバイトアプリのTimee(タイミー)に出資している。