2022年06月17日 19:28
Adobeの2Q、売上高14%増の43億ドル 過去最高更新
Strainer

米Adobe(アドビ)が、2022年2Q(3〜5月)の決算を発表した。売上高が前年同期比14%増の43億8600万ドル、営業利益は11%増の15億2900万ドル 、純利益は6%増の11億7800万ドルだった。売上高は同四半期として「過去最高を記録した」としている。

動画編集ソフト「Creative Cloud」などを含む「デジタルメディア部門」の売上高は15%増の32億ドルだった。

そのうち画像編集ソフト「Illustrator(イラストレーター)」などを展開する「クリエイティブ」の売上高は12%増の26億1000万ドル、PDF共有ファイルなどの「ドキュメント・クラウド」の売上高は27%増の5億9500万ドルといずれも2桁台の増収となった。

企業がマーケティングなどに使うAdobe Experience Cloudを含む「デジタルエクスペリエンス事業」の売上高は17%増の11億ドルと堅調に推移した。 新規デジタルメディアの年間経常収益(ARR)は4億6400万ドルで、デジタルメディアのARRは129億5000万ドルとなった。

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アドビは為替の影響などを見込み、2022年12月期通期の売上高予想を176億5000万ドル、調整後一株利益を13.5ドルに引き下げた。2021年12月時点では売上高を179億ドル、調整後1株利益は13.7ドルと見込んでいた。