UberとLyft、マスク着用を任意に
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米配車サービス大手のUberとLyftは4月19日、安全ガイドラインを更新。両社が新型コロナウイルスのパンデミック初期に導入したマスク着用義務の撤廃を発表した。
Uberは「4月19日より、利用時の乗客と運転手のマスク着用義務はなくなる」と説明。ただし、特定のリスク要因がある人や感染レベルが高い地域について、米CDC(疾病対策センター)が現在もマスク着用を推奨していることにも言及している。
一方、Lyftは「車内でのマスク着用は任意となる」と説明。「心地よく感じる度合いは人によって異なるものなので、マスク着用を続けたい人にはこれを推奨する」と付け加えている。
米国では4月18日、フロリダ州の連邦判事がCDCによる公共交通機関でのマスク着用義務化を違法と判断。これを受け、ユナイテッド航空やデルタ航空、アラスカ航空などの航空各社がマスク着用義務を撤廃。アムトラック(全米鉄道旅客公社)もマスク着用を任意としていた。
なお、UberとLyftは感染対策のために助手席の使用を禁止するポリシーについても撤廃。ただし、Uberは乗客グループの人数が多い場合などを除き、引き続き後部座席の利用を推奨している。