ソニー ゲームの定額サービス刷新へ
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ソニー傘下のソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は29日、6月に新たなサブスクリプションサービスを開始すると発表した。既存の定額制サービスを刷新し、利用できるタイトルを大幅に増やす。
クラウドゲーミングサービスのPS Nowを定額制のPS Plusと統合。新たに価格別に3段階のプランを用意する。
最も価格が高いPS Plus Premiumは日本では年間1万250円。国ごとにタイトル数は異なるが、初代プレーステーションのクラシックタイトルなど最大で340本程度用意するという。
最も安いPS Plus Essentialは5,143円で、既存のPS Plusと同様のサービス内容となる。SIEは「3つの選択肢を設け、ユーザーのニーズにあったサービスを提供したい」とコメントした。
ドイツの調査会社Statistaによると、PS Plusの会員数は2021年12月時点で4,800万人。20年夏以降、会員数が一時期減少するなど伸び悩んでいた。
一方、競合では米マイクロソフトがゲームのサブスクサービスXboxゲームパスを17年に開始し、会員数を順調に増やしてきた。ブルームバーグは昨年末の記事で、SIEがゲームパスに対抗するため新たなサービスを検討していると報じていた。