スターバックスのサステナビリティ目標
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Starbucks
米スターバックスは3月15日、2030年までに「プラネットポジティブ」になる目標について表明した。その言葉が示す通り、地球から「取るもの」より「与えるもの」を大きくする野心的ビジョンだ。
2030年までにゴミの量を半減させることを目指す。そのためには使い捨てプラスチックの使用をやめ、再利用可能なカップの使用を増やす。
来年末までに、顧客は米国・カナダにあるどのスターバックス店舗でも「再利用可能カップ」を使うことがでできる。ドライブスルーやモバイルオーダーも例外ではない。
2025年までに、上記を「文化的なムーブメントにする」という目標も掲げる。昨年からはじめたのが「Borrow a Cup」プログラムだ。顧客はマイカップを買わなくても、再利用可能なカップを借りることができる。
一方ではマイカップの持参も推奨。コロナ禍では一時禁止されたが、マグカップやトレーを介して渡す方法を考案。これなら非接触でマイカップにドリンクを注ぎ込める。
2022年末までにはデンバーからシアトルまで1,350マイルの道のりで、「ボルボ」ブランドのEV充電所(ChargePoint)を設置。最大15のスターバックス店舗で使えるようになる。