独立系VCのOne Capitalは、2022年第2四半期におけるSaaS市場のトレンドをまとめたレポート「Japan SaaS Quarterly Report 22.Q2」を公開しました。
SaaS市場の民主化を目指し、スタートアップの資金調達動向や上場企業のマーケット動向などを総括しています。本レポートは誰でも無料で閲覧・ダウンロードいただけます。
本レポートの内容を一部抜粋して紹介します。
スタートアップの資金調達動向
SaaSスタートアップの資金調達動向
INITIALによると、22.Q2におけるSaaSスタートアップの調達額は700億円(デット除く)となりました。これは2020年通年に相当する額となります。21年ほどではないものの、活況な状態が継続しています。
上場企業のマーケット動向
国内セクター別PSR(時価総額/売上高)
米金利上昇の影響を受け、21年11月頃に20倍をつけていたのPSR(時価総額/売上高)は5倍まで低下しました。しかし、同じテクノロジー業界でもマーケットプレイスやゲームなど、他セクターより高いマルチプルを維持しています。
過去平均(2018年来)では11.6倍となっており、いずれ平均値に近い水準まで回帰すると考えられます。
最も読まれたブログ
弊社ではSaaSやDXに関するブログを定期的に発信しています。Q2において最も読まれたブログは「jinjerへリード投資した「Tybourne Capital Management」その全容に迫る」でした。
本編はこちらよりご覧ください。
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