2022年07月21日 10:46
株式投資型クラウドファンディング・イークラウド、資金調達済企業向けプランを開始

株式投資型クラウドファンディングを提供するイークラウドは、昨今のスタートアップを取り巻く環境の変化を受け、資金調達手段の選択肢を増やすための優遇プランをリリースしました。

イークラウドと提携するベンチャーキャピタル(VC)から出資を受けたスタートアップがイークラウドを通じて資金調達を行った場合に優遇プランが適用となります。 

スタートアップ投資環境の変化・調達手段の多様化

 世界的な金融引き締めやウクライナ情勢の影響による金融市場の混乱を受け、非上場のスタートアップ市場におけるリスクマネーの流入が縮小しています。

2022年上半期における資金調達額は約2,884億円であり、昨年同期比の25%減となりました(STARTUP DB公開情報より集計)。 

こうした逆風下では、より多くのリスクマネー供給手段の選択肢が求められます。

そこで、イークラウドはスタートアップへ少しでも多くのリスクマネーを供給するため、提携するVCの投資先であるスタートアップに対して優遇プランを設け、資金調達の選択肢の提供と成長支援を目指します。

同プランは、2022年7月21日(木)から2022年12月31日(土)までの期間にフォームよりお申込をいただき、2023年3月末までに募集開始となるクラウドファンディングが対象となります。

最大1億円未満の資金調達「株式投資型クラウドファンディング」 

株式投資型クラウドファンディングとは、スタートアップが1年間に最大1億円未満の出資を募ることができる仕組みです。 

2022年1月には株式投資型クラウドファンディングの資金調達上限額における「1年間に1億未満」という通算方法に関する法改正が行われ、「1年以内にVCから数億円の資金調達を受けた企業でも、株式投資型クラウドファンディングを通じてさらに1億円未満の調達を目指す」といったパターンの資金調達が可能になりました。 

この法改正を受け、VCからの資金調達後に株式投資型クラウドファンディングを行う事例や、VCと併用して株式投資型クラウドファンディングを活用する事例が実際に発生しています。 

提携パートナー

2022年7月21日段階での提携パートナーは以下の6社です。

・XTech Ventures
・サイバーエージェント・キャピタル
・Genesia Ventures
・W ventures
・BREW
・ライフタイムベンチャーズ 

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優遇プランのご利用に関するご相談は日程調整フォームよりお願いいたします。その際「パートナーVC名」欄に提携パートナーの企業名をご記載ください。