実演販売の「コパ・コーポレーション」が上場へ:TV通販やネットEC向けが急拡大
コパ・コーポレーション

「実演販売」を軸に展開するコパ・コーポレーションが東証マザーズへの上場を承認されました。とてもユニークな会社です。

今年度の3Q累計の売上高は43億円、経常利益が7.4億円。売上・利益ともに前年通期を大きく上回る高成長となっています。

「実演販売」のノウハウを組織化

創業者の吉村泰助氏は1968年生まれ。1990年に日本シール(株)の専属宣伝販売士として所属し、1995年にはテレビ通販番組にも出演。

1996年に「吉村泰助事務所」を設立。これが28歳の時です。そして1998年、コパ・コーポレーションを設立。創業の目的は、「実演販売の文化を清く正しく美しく継承する」ことだったと言います。

過去のインタビューによると、当時は実演販売員を取りまとめる会社が存在せず、職人の徒弟制度のように師匠と仕事をしながら技術を盗むしかない世界だったそうです。

吉村氏自ら「実演販売士」という肩書きを名乗るなど、業界では草分けとも言える存在のようです。

「実演販売」を土台に5つの販売チャネル

コパ・コーポレーションでは、この「実演販売」というテーマを中心に、大きく5種類の事業を展開しています。

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