【2016年9月期】オークファンの収益内訳
オークファン

2016年9月期の売上高は27億円、経常利益3億円ほど。

事業区分としては「メディア」「マーケットプレイス」「ソリューション」の大きく3つがある。連結従業員数は105名。

①メディア事業

ネットオークション・ショッピングの商品や価格情報の比較・検索・分析などが可能な「オークファン」からの有料課金収入と広告収入が主な収益。

有料会員向けプランには「ライト(月額324円)」「プレミアム(月額980円)」「プロ(月額3066円)」「プロPlus(月額5980円)」「ゼミ(月額3066円)」「スクール(月額15500円)」の6つがある。

一般会員数とプレミアム会員数(有料会員の基本サービスであるオークファンライト会員とオークファンプレミアム会員の合計)の推移は以下の通り。

どちらも右肩上がりに増えている。

②マーケットプレイス事業

子会社のSynaBizが運営するメーカー・卸企業向けBtoB ECサイト『NETSEA』および滞留在庫・返品・型落ち品などの流動化支援を行う『リバリューBtoBモール』等を主たる事業とする。

③ ソリューション事業

子会社のスマートソーシング、デジファンを主体として、販売・マーケティング活動の支援サービスを提供。

複数のオンラインマーケットプレイスへの同時出品・在庫連動などが可能なASPサービス「他店舗ガイドNEXT」の提供による有料課金収入とシステムのカスタマイズによる対価を収益としている。

また、情報を分析レポートの形式で販売したり、保有する商品情報・価格情報データの提供なども行なっている。

セグメント売上高

オークファンの売上高27億円のうちメディア事業が11.7億円を売り上げ、全体の43%を占めている。マーケットプレイス事業の売上は9.2億円(33.8%)、ソリューション事業は6.3億円(23.1%)。

取引相手先のうち、20%をGMOペイメントゲートウェイが占めるとのこと。