エニタイムフィットネスを展開「ファストフィットネス」さらなる成長へ新業態やEC、海外に投資中
Fast Fitness Japan

24時間営業のフィットネスチェーン「エニタイムフィットネス」を日本で展開するFast Fitness Japan(以下、ファストフィットネス)が事業を拡大している。

ファストフィットネスは2010年、東京にて設立。Anytime Fitness, LLCとのマスターフランチャイズ契約を結び、日本各地に展開している。2023年には1,100店舗目をオープンし、会員数も80万人を超えた。

Finboard

業績はコロナ禍でも底堅く、パンデミックを抜けると売上を拡大。2025年3月期の売上高は188〜195億円(前年比19〜23%増)を見込んでいる。その一方、利益率はここ数年低下トレンドだ。一体何が起こっているのか、ファストフィットネスの成長戦略を紐解く。

取締役会長が株式過半数を保有

エニタイムフィットネス自体(本部)は世界29の国と地域で約5,000店舗を展開しており、二番目に多い国が日本だ。最も多いのはマスターフランチャイザーであるアメリカ・カナダで、2,562店を展開している。

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