マイクロソフト2Q決算!AI利用が存在感を増し多くのサービスに追い風
Microsoft Corporation

マイクロソフトが1月30日、2023年10〜12月期決算を発表。売上高は620億ドル(前年比18%増)、営業利益は270億ドル(同33%増)だった。

大手ゲーム会社アクティビジョン・ブリザードの買収は2023年10月13日に完了。業績は個人向けコンピュータ部門(More Personal Computing)に算入された。

サティア・ナデラCEOは「我々はAIについて話す段階から、大規模に実用化する段階へと進んだ」と気を吐いた。あらゆるテクノロジー階層にAIを「注入」することで新たな顧客を獲得し、あらゆる業界に寄与していると豪語した。

今回の記事では、ナデラら経営陣が語った内容を中心にマイクロソフトの概況をお伝えする。同社の至るところにAIが浸透し、それが今の成長を支えていることがよく分かるだろう。

独自チップや小規模言語モデルを発表

まず語られたのは、クラウドプラットフォーム「Azure」の概況だ。

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