セールスフォース3Q決算:高収益を持続、AI機能による進捗をアピール
セールスフォースが11月29日、8〜10月期決算を発表。売上高は前年比11%増の87.2億ドルに拡大した。営業利益は15億ドルを超え、同じく226%増。半年までとは全く違う収益性である。
マーク・ベニオフCEOは「黒字成長」を重視する方針を再度強調。売上規模で三番目に大きなエンタープライズソフトウェア企業であること、「AI CRM」としてはNo.1であることをアピールした。
業績が改善する中で、株式市場からの反応も上々だ。決算発表翌日の株価は1日で9.4%の高騰。ここ一か月では20%を超える上昇率となっている。
今回の記事では、マーク・ベニオフCEOによる発言を中心に同社の近況について紐解く。あまりに雄弁かつ少し奇妙な同氏の言葉選びを存分に盛り込んだので、少しリラックスした気持ちでお読みいただきたい。