Apple本決算!7〜9月は減収増益も時間外株価は下落、10〜12月は売上フラットへ
Appleが11月2日、2023年7〜9月期決算を発表。売上高は895億ドル(前年比0.7%減)、営業利益は270億ドル(8.3%増)だった。
一株当たり利益は1.46ドル(13%増)となり減収増益という結果だが、市場予想を上回る。決算発表後の時間外株価は執筆時点で3.5%の下落となり、企業価値にして1,000億ドル近くが俄に消えている。
背景と見られるのは、見通しの軟化だ。iPhoneをのぞいたハードウェア販売は全てが前年比で減収。事情はありつつも10〜12月の予想は前年比フラットという点も、株式市場の期待を揺るがせたと言える。
今回の記事では、新たに発表されたAppleの決算コールの内容を聞きながら、足元で起きている変化についてまとめる。