【ウォルト・ディズニー】リストラ費用で今回は赤字、テーマパーク中心とした収益体質へ転換中
ウォルト・ディズニー

エンタメの王、ウォルト・ディズニー社の業績に異変が生じている。

8月9日に発表された4〜6月期決算で、売上高は223億ドル(前年比3.8%増)と成長率が鈍化した一方、営業損益は1.3億ドルの赤字に転落。

ただし、赤字となった最大の要因は26.5億ドルものリストラ費用。それでもストリーミング事業の有料会員純減、映画産業のストライキなど、今後を危うく感じさせる要素は少なくない。

そんな中、同社の屋台骨として安定感を取り戻したのがテーマパーク事業だ。昨年末に復帰した名物経営者、ボブ・アイガーは何を語ったのだろうか。今回の記事では、各事業の進捗と今後の展望をまとめる。

「DTC」3四半期で10億ドルもの利益改善

アイガーは決算コールの冒頭、「会社は完全に再構成(リストラ)され、創造性と効率性が改善した」と、自らが進めた改革についてアピールした。

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