Apple 3Q決算:減収続くもサービス売上は最高、高金利預金が計100億ドルを超える
Appleが8月3日、2023年4〜6月期決算を発表。同社では第3四半期にあたる。
売上高は818億ドルで、前年比1%の減少だった。一株あたり利益(希薄化後)は1.26ドルとなり、同5%の拡大。時間外株価は執筆時点2%の下落である。
第3四半期として、Appleが前年比での減収に直面したのは2016年以来のこと。当時も2015年が好調で、その反動が顕著になった時期だった。
その後も前年比減収になった四半期はあったが、多くはサプライチェーン逼迫など一時的な問題によるものだった。ところが足元では、第1四半期から3四半期連続で前年比減収が続いている。
もっとも、状況はそれほど悪いわけではない。