Uber 2Q決算:初の営業黒字化!供給重視でモビリティ続伸、デリバリー収益性も改善中
ウーバー

Uberが8月1日、2023年4〜6月期決算を発表。

プラットフォーム全体の月間アクティブ利用者数(MAPCs)は1.37億人(前年比12%増)と続伸。取扱高は336億ドル(同16%増)、売上高も92.3億ドル(同14%増)と拡大した。

特筆すべきは、同社の歴史上初となる「営業黒字化」を達成したこと。減価償却費やら株式報酬を差し引いた「調整後」ではない、正真正銘のGAAP営業黒字である。

ダラ・コスロシャヒCEOは「力強い需要、新たな成長施策、引き続きのコスト管理が良い四半期業績につながった」とアピール。問題児だった創業者を2017年に引き継いで以来、長きにわたる苦労が実った形だ。

取扱高が増える中、営業費用を圧縮

過去にもUberは純利益を計上したことがあったが、あくまで投資利益に助けられてのものだった。しかし今回は違う。モビリティを中心として取扱高が拡大したこと、営業費用を抑制したことによる「経営努力」の成果だ。

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