「日程調整」からソーシャルグラフのデータベースを構築⁉ Spir創業者が描く壮大な野望

コロナ禍でオンラインでのアポが増え、日程調整ツールを使い始めた人も増えてきた。自分の空き時間を入れておけば、相手が日程を押さえてくれて、自動的にGoogle meetなどの招待URLを送ってくれるような仕様のものが多い。

そのうち、にわかに利用者が増えている日程調整ツールに「Spir(スピア)」がある。Spirはローンチ1年で10万ユーザーを獲得。日程調整にかかる時間は9割減でき、採用など複数人の予定を押さえなくてはいけない場面での利用も多いことから、「調整作業の効率化で面接数が3倍になる」とうたっている。

とはいえ、日程調整ツールでどうやってマネタイズするのか?

Spirの創業者は、前職のユーザベースでは海外事業を手掛けてきた大山晋輔氏だ。Spirは現在の日程調整機能でのマネタイズはもちろんだが、「誰と誰がいつ何回会ったかがカレンダーの中にログとして残ること」を強みとしたビジネスを構築していくのだという。

人と人のアポのログをビジネスにする――いったいどういうことなのか。「カレンダー」から広がるビジネス展開の公算を大山氏に聞いた。

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