"不動産クラウドファンディング"で急成長 クリアルのビジネスモデルを探る
クリアル

1万円から不動産投資できる「不動産オンラインマーケット」が注目を集めている。中には、案件公開後数分で億単位の資金が集まるという人気ぶりだ。

こうしたサービスは不動産クラウドファンディングの手法を使って運営されている。この不動産クラウドファンディングは、最近市場そのものが盛り上がりつつあり、現時点で運営企業が70社近く存在するとみられる。そのうち、2022年4月に上場したクリアルは最大手だ。

グロース市場の中でも、クリアルの株価の伸びは非常に力強い。その背景には、DX化が進まない不動産売買をすべてオンラインで完結する仕組みを構築した。

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今年1月にはSBIホールディングスと資本業務提携を結んだ。その狙いを「信用力を上げるため」と代表取締役社長の横田大造氏は話すが、今後提携金融機関とのさまざまな協業が進んでいくだろう。

個人で小口の不動産投資ができる仕組みはどのように生まれ、今後どのように拡大しようと考えているだろうか。横田氏へのインタビューをもとに、クリアルのビジネスモデルと成長戦略を解説する。

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