高収益率で安定成長!「Public Storage」のビジネスモデルと成長戦略
Public Storage

パブリックストレージ(Public Storage)という米国企業をご存じだろうか。レンタル倉庫の会社として業界トップを誇る老舗企業である。

その事業は一見すると、単純明快だ。「セルフストレージ」と呼ばれるレンタル用倉庫を物件として取得・運営し、利用者から毎月の料金を徴収する。たったそれだけの事業であるが、これが儲かるのだ。

2022年の通期売上高は41.8億ドル(前年比22%増)。営業利益は21.3億ドル(同26%増)。この年には株式持分の売却もあり、純利益は43.7億ドルにのぼった。一時的な影響をのぞいても、売上の半分程度は利益として残る。

今回の記事では、パブリックストレージという会社がどのように生まれたかを紹介した上で、同社のビジネスモデルや成長戦略について解説する。

「倉庫が一杯になるまで」のはずが

今では業界最大級のセルフストレージ企業となったパブリックストレージだが、もちろん初めから大きかったわけではない。

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