【Chegg】苦境下での成長戦略:大学教授を巻き込む『Uversity』が面白い
オンライン教育サービスのCheggが2月6日(現地時間)、2022年本決算を発表。通期売上高は7.7億ドルで、前年比1%減。10〜12月期も同じく1%減と、パンデミック後の減速から回復していない。
同社が手掛けるのは、主に米国の大学生を対象とした学習サービス。宿題のサポートや試験対策を得意とし、年間の有料購読者数は国内外820万人にのぼった。
株価の減速は他の高成長企業よりも早く、2021年2月をピークに六分の一以下という水準まで下落した。それでも同社CEOは、次のように豪語する。
「ここ数年は誰にとっても非常に大変だった。しかし、Cheggのような最も革新的な企業は難局を乗り切り、市場における立ち位置をより良いものへと改善する」
同CEOは、Cheggにはさらに大きな成長機会が残っていると言う。果たして同社はどのような状況にあり、どんな打ち手に注力しているのか。今回の記事では、Cheggが掲げる成長戦略について紹介する。