Microsoft 2Q決算:クラウド成長続くも鈍化へ?OpenAIとの提携”独占”で見せる野心
Microsoft Corporation

Microsoftが現地時間1月24日、2022年10〜12月決算を発表。売上高は527億ドル(前年比2%増)、営業利益204億ドル(同8%減)と弱含んだが、株価は時間外で4%超の上昇を示している。

注目点の一つは、先日も取り上げた「OpenAI」との連携だ。Microsoftのサティア・ナデラCEOは「次なるコンピューティングの大波が生まれようとしている」とコメント。その実現に、クラウドプラットフォームを通じて貢献することを表明した。

足元の成長鈍化は、パソコンはじめ個人需要の反動減によるもの。売上全体の7割超を占める法人向けビジネスは堅調で、そのうち7割ほどを占めるクラウド事業が右肩上がりの成長を続ける。

今回の記事では、まず巨大IT企業Microsoftの現在について決算報告をもとに確認する。さらに、OpenAIとの提携に代表される新たな展開を通じ、経営陣がデジタル産業の今後をどのように捉えているかをまとめる。

続きを読むには

Strainerプレミアムに
ご登録いただく必要があります。

初回30日間無料体験実施中!

無料で続きを読む
または
ログイン