今期3度目の上方修正!リユース業界の優等生、トレジャー・ファクトリーの強みを解説
トレジャー・ファクトリー

2025年に3.5兆円の規模に達するという国内リユース市場。そんなマーケットの成長を追い風にして成長している企業の一つが、リユースショップを全国展開するトレジャー・ファクトリーだ。

2023年2月期3Q(3-11月)決算発表時には、今期連結経常利益を22.5%上方修正した。今期の上方修正は3度目。前回の修正時点で過去最高益予想だったが、今回はそれをさらに上乗せするという快進撃だ。

リユース事業を営む企業と言えば、店舗型ならブックオフグループHD、CtoC型ならメルカリという双璧があるものの、トレジャー・ファクトリーは独自の立ち位置で成長を続けている。売上高は及ばないものの、営業利益率で見れば、その2社よりもはるかに高く、堅実だ。

そのサービスラインナップを見ると、引越や不動産のサービスも自社で行っているようだ。これも彼らの仕入先獲得戦略の一環である。

リユース1本で東証プライムまで上りつめたトレジャー・ファクトリーの強みとは何なのか。同社の直近決算を踏まえ、成長の源泉とビジネスモデルを読み解いていく。

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