日本の新ユニコーン「Opn」特集(下) 長谷川CEOインタビュー
10代で単身渡米し、連続起業家として成功した長谷川潤氏が創業したOpn(オープン、当時はOmise)。タイから本社を移した日本でも、決済など金融の世界に新風を吹き込もうとしている。
Strainerの取材に応じた長谷川氏に、事業戦略や長期ビジョン、ユニコーンが育たない日本の課題について、考えを聞いた。ビジネスモデルや強みをまとめた前編に続き、後編としてインタビューを紹介する。
【経歴】はせがわ・じゅん 高校時代に単身渡米、エンジニアやデザイナーとしてWeb事業開発。2009年ライフログサービス「LIFEmee」で「TechCrunch50」ファイナリスト。複数の起業を経て、2013年タイでOmise(現Opn)を創業
ーーユニコーン企業となりました。成長を続けられている理由はどこにありますか?
スタートアップの成功には3つのファクターが必要と言われている。どこで=場所、いつ=タイミング、そして誰に=ターゲット。(これらの重要性は)私自身の過去の失敗から学んだことでもある。