株価急騰の米アファーム、マックス・レブチンCEOが語る成長戦略
後払い(BNPL)決済サービスを提供するアファーム(Affirm Holdings、米国)が12日、2022年1〜3月期決算を発表した。
ネット通販のピークシーズンである昨年10〜12月には及ばなかったが、取扱高(GMV)は前年比で大きく増えた。苦境にあえぐフィットネス企業「Peloton」を除けば、ほぼ倍増したという。
昨年11月から10分の1以下にまで低迷した株価にも大きな動きがあった。決算発表翌日だけでも31%、前日も含めると実に67%もの高騰となった。
アファームはShopifyやAmazonを筆頭に、有力プラットフォームとの提携を通じて加盟店を大きく増やしてきた。創業者CEOのマックス・レブチンは、会見で「収益化までに必要な資金は既に得ている」と自信を見せた。
今回の記事では、相変わらず成長著しいアファームの事業概況を整理しながら、レブチンら経営陣が語る成長戦略について紐解く。