DXから事業承継まで サーキュレーション経営者が語るプロ人材活用の未来
プロ人材をシェアするプラットフォームを運営するサーキュレーションが、3月に2022年7月期2Q決算を発表。売上高33.7億円(前年比35.1%)、営業利益3.4億円(同52%増)と高成長を示した。
人材市場は活況だが、背景には労働力の減少がある。2021年には15~64歳の就業者数は前年比15万人減少。少子化の影響から、今後は右肩下がりの状況が続く。
(出所:国立社会保障・人口問題研究所)
一方で、コロナ禍の影響もあり、経営者の高齢化による廃業が2020年は過去最多となった。事業承継も大きな社会課題になっている。
サーキュレーションは、こうした背景から、経験・知見をベースに同時に活躍する外部のプロ人材を活用したプロジェクトを企業に提案することで成長をしている。
「人材業」ではあるが、一般的な人材あっせん業とは異なり、単純な紹介料ビジネスではない。同社創業メンバーである取締役の山口征人氏に、「プロシェアリング」が伸びている要因分析と、成長戦略を聞いた。