韓国発、アジア地域への展開を狙うスーパーアプリ「Toss」の戦略
2017年にPayPalから出資を受けた韓国発フィンテック企業、Viva Republica。単なる決済・送金サービスを超え、「一つのアプリで何でもできる」スーパーアプリを志向して成長を続ける。
フィンテック企業が急成長を遂げ、ユニコーンが数多く輩出される中、スーパーアプリ化していく事例は世界的に見ても目立つ。
本記事では、現在進行形で拡大を続ける世界のスーパーアプリを比較しつつ、同社が手掛ける「Toss」の立ち位置と、そのユニークな点について解説する。そこからはTossのポテンシャルと、今後のアジア市場にもたらすインパクトが見えてくるだろう。