ココナラ鈴木歩社長インタビュー「狙うマーケットは10年後には2.2兆円市場に」
ココナラ

スキルシェアサイト運営のココナラは1月、2022年9-11月期(1Q)決算で増収減益の決算を発表。営業収益は8.8億円(前年比43.6%)と好調に推移したものの、2.3億円の営業損失(前年は0.7億円の黒字)を出した。 

この赤字は、8月~10月にテレビCMを投下したためだ。営業収益の増加はCM効果である。流通高は29.4億円となり、前年比36%増となった。テレビCMは今後も継続する見込みだ。 

 ココナラ代表取締役社長の鈴木歩氏は、「CMも成長のためのコスト。私たちが見据えているマーケット規模から考えると、まだ1/100にも満たない」と強気だ。 

大赤字でもテレビCMを打ちつつ、新事業ではスタートアップに投資するVCにも乗り出した。

今年2月、ココナラ創業者であり、同社代表取締役会長の南章行氏が代表取締役社長となり、100%子会社としてココナラスキルパートナーズというVCを立ち上げた。ココナラのノウハウを生かした、「スキルを持った人材」と「誰かの助けを必要としている人や企業」をつなぐマッチングによるプラットフォーム型のVCである。

一見ばらばらに見える施策だが、どうやらココナラが目指すマーケットとは「スキルシェア」だけではないようだ。 2020年に南氏からのバトンを受け継いで走っている鈴木氏へのインタビューから、彼らが取りに行こうとしている“マーケット”とは何なのか、どんな成長イメージを持っているのかを解き明かす。 

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